映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョン・ランディス監督「アニマル・ハウス」1933本目

ブルース・ブラザーズサボテン・ブラザーズジョン・ランディス監督だし、あまり多く映画に出ないまま早逝したジョン・べルーシの若いころの作品ということで、ずっと見たかったんだけど、まぁドタバタなおバカ映画さんでした。

ひとつひとつのエピソードを、オチをつけながらちゃん、ちゃん、と進んでいく感じ。「ブルース・ブラザーズ」でもこうでしたね。アメリカの大学の雰囲気が、バカをやってる人がたくさんいてもやっぱりお硬かったり。

なんで映画を作ったのは78年なのに舞台が61年なのかな?最後のところでそれぞれの行く末を示してるってことは原作のある実話??なんだかんだ言ってみんなエリートじゃないか、ということは結構いい大学っていう設定だったのね。そうなると、フェーバー大学なんて知らないからやっぱりフィクションですね・・・。

 まぁ何も残らない感じの娯楽映画だけど、毒がなくさっぱりとした味わい。多分この監督は「落ちこぼれガンバレ!」って人なんだろうな。べルーシは予想通りだけど、大学生役にはちょっと老けすぎ!えっでもこの時まだ28歳って本当??

アニマル・ハウス (字幕版)

アニマル・ハウス (字幕版)