2011年のイタリア映画。イタリア??
なかなかの珍品ですね・・・。邦題に「宇宙人」「王さん」とあるので、中国語圏か、せいぜい国内で作られた映画だと思いました。イタリア人がなぜこんな映画を作るのか・・・。モンティ・パイソンのスキットに「我愛中国人」(もちろん皮肉)ってのがあったけど、ヨーロッパでは中国は嫌いって言いやすい国なのかもね。(日本が嫌いでも、公に言ってしまったら面倒なことになるのかしら)
絶対ギャグだと思ってたのに、シリアスもののヨーロッパ映画の感じで映画は進んでいきます。国家レベルの参考人にしちゃ手薄な警備、少ないギャラリー、ぽっと出な感じの通訳。いろいろとツッコミどころは多いけど、90分枠のテレビドラマのつもりで見ればよし。星新一の(亡くなってだいぶたちますね、若い人は知らないのかな)ショート・ショートくらいの気持ちで見ればちょっとピリッとして面白い。
しかしアムネスティ、もし来られたらびっくりしただろうなぁ!