ロバート・ワイズって、「市民ケーン」を編集し、「ウエストサイト物語」と「スタートレック」とこの映画を監督した人なの。幅広いなぁ!で、原作は「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトン。
なかなか緻密に作られたSF映画ですねー。 2018年の私たちとしては、よくあるテーマという気もするけど、隙がないので十分ドキドキします。研究員たちの消毒のエピソードが、しつこくていい(笑)。というか、映画全体が、こういうトリビアみたいな細かい作業の連続です。かなりショッキングな前提から始まるけど、その後に起こる事件は「汚染」とその対処だけで、その前もその後もひたすら研究員たちは細かい作業に邁進します。きっとコンピューターとかのエンジニアって、こういう映画好きだろうなぁ。「アンドロメダ株」と呼ばれるこの宇宙生物(無生物?)がまた、スピロヘータのように完全な多角形をした結晶で美しい。
なかなか面白かったですよ〜。