映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

レナード・ニモイ監督「スリーメン&ベビー」1987本目

この映画のテーマ曲、グロリア・エステファンの「バッド・ボーイ」が好きで好きで・・・。今まででベストというくらい好き。実は当時この映画見てないんだけど、CMで流れてたこの曲だけが耳に残って、その後だいぶたってから映画も見た・・・という。

特にファンって訳でもないんだけど、 彼女のちょっとハスキーな声で「悪い子ね、私をいい気分にさせて」なんて歌われると、素敵な恋人たちのイメージが浮かんで、なんだか幸せな気持ち。彼女の歌って本当にハッピーなんですよ。ドラアグ・クイーンたちと一緒に歌い踊る「エバーラスティング・ラブ」も好きだったなぁ。マイアミ育ちだけどキューバ出身らしいおおらかさがあるし、九死に一生を得た大事故にあった後のカラッとした笑顔が、ちょっと切なくてあったかい気持ちになります。

・・・映画の話に戻らなければ。この映画フランスのコメディのリメイクなんですね。オリジナルも見てみたいけど、数珠つなぎに映画を見ていくと一生見終わらないので今回はやめておこう。

スターで売る映画じゃないし、普通の大人の男たちが事件に遭遇して、ちょっと犯罪にも関係するけどドタバタの挙句、元の鞘に収まる・・・というあたり、「ハングオーバー!」とかの仲間ですかね、この映画は。退屈なとき、つまらないとき、飛行機内、とかで楽しませてくれるタイプ。B級かもしれないけど、割と好きなんだよな、こういうの・・・。

※あと、この映画に幽霊が写っているという都市伝説は嘘で、ドアの隙間から見えてるのはジャックのタキシード姿のパネルだよ〜。

スリーメン & ベビー [DVD]

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