映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クァク・キョンテク監督「タイフーン TYPHOON」1995本目

2005年の韓国映画。これはまたハードなスパイ映画って感じですね。と思ったら海賊伝説の映画(NHKBSでやってた「チャングム」みたいな世界)のような趣もあり。盛りだくさんだけど複雑です。

チャン・ドンゴンって久しぶりに思い出しました。ちょっと香港の俳優にも見える、ワイルドな二枚目です。

南北朝鮮ものは、いくつ見ても胸を締め付けられるようですね。これが“ひとごと”ではない国の人たちの気持ちを考えると。よその国たちの思惑で、同じ国の人たちが分断されてしまうなんて、本当にかわいそうすぎる・・・。

どうも、こういうテーマだと我を忘れてのめり込んでしまう気もして、冷静に映画の価値を判断できてない気もします・・・。でも本当に、なんとかして少しでも早く、一つの国になれたらと思います・・・。

タイフーン [DVD]

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