「アメリ」の監督がその10年前、1991年に撮った作品。当時もこの映画わりと話題になってましたよね。ロックとかアートに興味がある人はみんな見てる、みたいな。(まんまと見逃してましたが)
今あらためて見てみて、グロいテーマだけど「コックと泥棒、その妻と愛人」(1989年イギリス映画なので時代も地域もわりと近い)よりおもちゃっぽくて可愛らしいあたり、やっぱり「アメリ」の世界だな。ガチャガチャとした動きが多くて、その後のミシェル・ゴンドレーとかに繋がっていく女子好みの世界なんだけど、その分、映画の醍醐味がうすい気がする・・・。
世紀末って、こういう人肉食とかが出てくる作品がいくつもありましたね。その時代に見ると盛り上がる作品だったんじゃないかなーと思います。