この苦労が清々しいのは、彼女たちが自分の愛する仕事のために一心不乱にまっすぐに進もうとして目を輝かせてるからだなぁ。黒人のなんとかのために頑張ることも大切だけど、自分のために自分を信じて突き進むことで、”前例”ができるし、後に続く人たちがいる。
3人の主役の女性たちがキュートで愛嬌があって最高。ケビン・コスナー似の良きアメリカ人のボスがいるなと思ったら、ケビン・コスナーだった!なんで彼は20年30年経っても全然変わらないの?
偏見から逃れられない女性ボスをキルスティン・ダンスト。彼女にはなんの罪もないけど、こういう人いたよ〜、似た雰囲気で”rest of the world"はアメリカ人よりおばかさんだと思ってる人・・・。
この後インドやイスラエルからアメリカのIT企業に大勢のエンジニアがやってきました。「カラード」たちは自由の国と言われたその国で、国家存続に大いに貢献してる。じっさい、自由の国だから・・・。これを日本で実現させるのは結構むずかしいかも・・・いや、日本古来の企業では、かな。
まあ、こういう映画だと「IBMの機械より最後は人間だよ」的なセリフも必要なんだろうけど、それは多分機械を設計したり設定したりする人間の能力がこのときはまだキャサリンという人間の能力に追いついてなかったってことだね。
人気者のグレン飛行士がひょうひょうとしたユーモアの持ち主なのが、いい具合に緊張感を緩めてくれていますね。
うん、とても正しいアメリカン・ドリームの映画でした。ディズニーが配給してもおかしくない。
しかし、スパニッシュ系やアフリカ系が主役の面白い映画って他にもたくさんあ流けど、日本の映画館でやるかどうかは動員規模の問題になるだろう。こじんまりとした配信だけでいいので、Rotten Tomatoとか動員数のすごくいい作品は見られるといいな。