映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

降旗康男 監督「タスマニア物語」1732本目

1990年にフジテレビが作った映画。テレビっぽ〜〜い。
海外といっても、未開発の山林が多いタスマニアが舞台。なんでこの映画作ったんだろうね?
タスマニア観光協会からのお話かしら。
バブルの名残りを残しつつ、すでに「北の国から」で環境派のイメージがある田中邦衛にバブル後の方向性を託してるのか。
当時私は就職したばかりのはずだけど、この映画のことは全く記憶にない・・・。何やってたんだろうなぁ。

当時はまだ、航空会社が「子供の一人旅サポート!」とかやってた時代なのかな。
まるで、家や学校が辛くなったときに逃げ込める”裏山”みたいに、子供たちはタスマニアの野山を探検します。「スタンド・バイ・ミー」みたいでいいです。

タスマニアに近々行ってみようかな、というのがまずあって、その参考資料?として借りてみました。ホバートはあまり特徴のない穏やかな都会だけど、子供が逃げ込める裏山があるのが素敵でした。

タスマニア物語 [DVD]

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