映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジム・ヘンソン監督「ラビリンス 魔王の迷宮」1741本目

1986年作品。32年も前!!
ジェニファー・コネリーが本当に初々しくて可愛く、ボウイもまだ青年です。マペットも背景もとても美しくてワクワクします。
意外と細かいところを覚えていて(迷路の入口で「そっちはダメだ・・・王宮への近道だからな」とか)、大昔にどうやら見てるようなんだけど、ストーリーにすごく独自性がある映画ではないので大丈夫。
CGのない、糸や中の人が操るマペットの造形が楽しいし、建物や自然描写がちょっと昔の、自分がハマってた頃のゲームみたい。「パンズ・ラビリンス」を先に見てしまうと、ひねりがない!と思うかもしれないけど、そりゃそうだ、こっちが原型みたいなもんだから。

結構いいと思ったんだけどな〜、平均点低いですよね〜。ボウイの楽曲もアップテンポで上がるし、再評価したいなと思います。