17年前の映画、高校生の主役を演じてるのがジェイク・ギレンホールってことはそこそこ昔の映画か。冒頭から懐かしい曲が。エコー&バニーメンの1981年のアルバムに入ってた曲。他にもティアーズ・フォー・フィアーズとか、そのころのヒット曲があちこちで流れます。
彼が主役と聞いただけで、ちょっと異次元の映画だという期待が自動的に高まるようになっています。「ミッション: 8ミニッツ」、「複製された男」、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」。
この映画の方がずっと前なんだな。むしろ、この映画に出たから彼のその後の役柄がそっちに流れていったのかもしれない。
この映画での彼は、まだ少年らしさがあるけど、コワイ表情も見せます。コワイ表情の方は、まだちょっと堅い。オバケを演じてるみたいな感じ。今の彼は、おかしな世界と普段の現実がクロスしてるような演技が自然で、これが経験ってことなんでしょうかね。
この映画のストーリーは、ネタバレサイトで調べてしまいました。「複製された男」とかよりずっと、きれいに辻褄が合ってるみたいですね。