映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ガイ・リッチー 監督「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」1819本目

すっごいロンドン訛りのインチキ物売りトークで、ある程度英語が得意だと思ってる人たちの自信がズタズタになるところから始まります。
たまりませんね・・・「Trainspotting」好きの元パンクスの私としては、もうこれだけで評点80は下らない感じです。

エディ、ベーコン、トム、ソープ。この中でソープは真面目(?)なシェフ。イギリスのグループって、仲良くなりそうにない、見た目もライフスタイルも全然違う人たちが組んでるのがアメリカとの違いなのだ。(例:スパイスガールズ

この4人が、二枚目キャラじゃないんだけどカッコよくて。スティング(もうそんな歳か!)パパのバーのことで、息子エディ(ニック・モラン)と話す場面も最高にカッコいい。音楽も、ロンドン下町のセンスのいい子たちが聞いていそうな、ちょっと懐かしくてグッとくる曲ばかり。

これは、地味だけどいいわ。おバカ映画だけどね・・・。