映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

石川寛 監督「好きだ、」1827本目

なんとなく、新海誠が昔作った実写映画があったらこんな感じなんじゃないかと思った。
隙間が多くて、異常に画面が暗くて、音声レベルが異常に低くて、みんな気持ちを表現しない。

2006年頃って、イメージビデオみたいなこういう、隙間だらけでロマンチックな映画がたくさんあったような気がする。たまに戦後すぐの白黒映画とか見ると、ものすごく早口で展開も早くてびっくりしたのは、こういうのを見慣れてたからかもしれません。

宮崎あおい永作博美
瑛太西島秀俊 
というのはイメージが割合近くて良いかも。

音楽はペンギンカフェ風なのかな、とエンディングのアレンジで思った。
「好きだ、」は彼が言うのかと思ってたのに彼女が言ってしまった。

好きだ、

好きだ、