メル・ブルックスの笑いは明るくてやさしい。彼のカラッとした表情が好きだなぁ。でもなんでサイレント・ムービー?ノスタルジアなのかな。今誰かがサイレント映画を作ろうとしたら、美しい映像で音楽だけ流すとか、セリフがもともとない映画とか、なんでもできる今だから選択肢は色々あると思う。この時代に、サイレントっていう設定だけを使って映画を作るのも、なかなかの実験だったんだろうな。
そうそうたるスター俳優がゲスト出演しています。バート・レイノルズ、ジェームズ・カーン、ライザ・ミネリ、アン・バンクロフト、マルセル・マルソー、そしてポール・ニューマン。みんな実に楽しそうに生き生きとしてます。映画の幸せな時代だったんだろうな。
今見ると、ドタバタだしシンプルすぎるかもしれないけど、私はこの屈託のないドタバタ感、好きだな〜。