映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マイケル・ホフマン監督「モネ・ゲーム」2258本目

うーむ、役者はいいのに悪乗りした薄っぺらい映画になりましたね。

コーエン兄弟の脚本なら、大真面目な顔をしたアメリカ人が演じないとおかしくならないのでは・・・この映画の中では、コリン・ファースの大真面目顔の演技はよかったですが。

スネイプ先生=アラン・リックマンもすごく好きで、彼の演技もいいんだけど、いかんせん・・・監督なのかなぁ。

テンガロンハットをかぶったテキサス出身のキャメロン・ディアスという存在が、すでにちょっと間違ってる気がする。そんなの出してきても面白くならない。うん、ここがミスキャストだったんだな。

おかしな日本人たちは、珍妙だけど笑えたのでOKです。

後味はいいけど、この後味のために通しで見るのはちょっと胃にもたれました。。

モネ・ゲーム (字幕版)

モネ・ゲーム (字幕版)