スパイク・ジョーンズとミシェル・ゴンドリーとチャーリー・カウフマン。みんなで集まったり離れたりしておかしな映画やビデオを撮り続けてる人たちだけど、たぶん一番変人なのはチャーリー・カウフマンだよな。この映画も、“あーあ、またやっちゃった”感が強いです。彼を知っている人なら、ドナルドが実在するとは思わないし「捧ぐ」というシャレも「またかよ」となる。
「脳内ニューヨーク」もよくわからないまま終わったけど、この映画も見終わってやっぱり(なんでこの映画作ろうと思ったんだろう)(なんでこの映画に出資しようと思ったんだろう)など、不思議な気持ちです。
カウフマン元気なのかな、とみょうに心配になって最近の活動を見たら「アノマリサ」も彼なのね。あれも確かに不思議な作品だったけど面白かった。なんとなく、うんと年とってからぐっとくるものを作ったりしそうな気がするので、これからも見てみます。