深海探索のドキュメンタリー映画です。なんでルイ・マル?ジャケット写真ほど映像がキレイではない、深海の実態を淡々と撮影して報道するかんじの映画でした。1956年だから、全編天然色の深海映像を撮っただけでもすごいと思うけど、2020年の私はほとんど潜水したこともないのに、目ばかり肥えちゃって嫌ですね…。
この印象はおそらく、基本的な潜水技術が当時と今とであまり変わっていないからだと思います。人体が深海で耐えられる限界が同じだから。
途中、サンゴ礁を爆破したり、サメを殴打したりと、なかなか残酷な場面もありましたが、調査による破壊は今はもう少し押さえられているかもしれませんね。