1948年のイギリス映画。これは画質が悪い…。1枚当たり160円のDVDなのでリマスターなどしているわけもないんですが。この頃の作品で映像がクリアなものもあるので、ちょっと残念。内容はなかなかブラックで見ごたえがあるだけに。
執事が不倫相手と密会する場面に迷い込んでしまった、大使の幼い息子。という設定がちょっと愉快なんだけど、硬すぎるラルフ・リチャードソンの演技が笑わせてくれません。
子役のボビー・ヘンリーくん、非常に重要な役どころですね。出てくる大人たちがみんな彼の口の堅さに依存してる。なんという重圧!
「でも、アフリカの話は本当だよね?」
この少年はこれ以外の映画にはほとんど出ないまま普通の男の子に戻り、大きくなってからはプライス・ウォーターハウス・クーパースの税理士として定年まで働いたそうです(英語のWikiから)。