映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

オムニバス「21世紀の女の子」2511本目

Eテレのつなぎ番組みたいな、ちょっとこじゃれててちょっと気の利いた8分以内の短編が14本。女性監督と女優たち、女ばっかり+男たち。

順番は「ミューズ」(村上淳、石橋静河)「Mirror」(瀧内公美、朝倉あき)「out of fashion」(モトーラ瀬里奈)「回転てん子とどりーむ母ちゃん」(杉野希記、南果歩)「恋愛乾燥剤」「projection」(伊藤沙莉)「I wanna be your cat」(木下あかり)「珊瑚樹」「愛はどこにも消えない」(橋本愛)「君のシーツ」「セフレとセックスレス」「reborn」(松井玲奈)「粘膜」「離ればなれの花々へ」

最近気になる若い女優さんたちや、どっかでなんかのときに見た気がする女優さんたちが、女同士の親密なカメラと視線でのびのびと撮られていました。なんかいいですね。印刷のきれいな大判のグラビア雑誌を、どこかの待合室でゆっくりめくってるような、ちょっと優雅な気持ちになりました。

みんなどんな心情や事情で、映画を作ったり撮られたりすることになったのかな。演技でも素でも、撮られることで強くなりそうな気がします。

橋本愛とか、ひときわ存在感があるなぁ。周囲のものを巻き込む重力というか。唐田えりかはやっぱり可愛い。スキャンダルで消えたりしないで出続けてほしいな、私としては。

21世紀の女の子 [DVD]

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