アニメの世界の7年間は長い。監督陣はその後も多数のアニメ映画を監督してるので、今同じような企画があったらさらにすごいものができるんじゃないかな。
7年前ってこんなフルCGアニメができてたんだっけ。技術もテイストも、すでに百花繚乱といったところです。美しく豊かな世界。尺が20分足らずなので、長編映画のような大きな印象は残らないけど、4編ともとてもよかったです。
森田修平はバットマンが忍者になってしまう「ニンジャバットマン」をその後監督。あの映画もジャパネスクでやりたい放題の傑作だったな。安藤裕章は高く評価されてる「亜人」シリーズの監督。カトキハジメはこの映画でも素晴らしいロボット映像を見せてくれたけど、ずっとガンダムを撮り続けてる。日本のアニメは層が厚いなぁ。いちばん映画作ってないのが大友克洋だという残念な事実(笑)。