映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アンドレ・ウーヴレダル 監督「スケアリーストーリーズ 怖い本」2648本目

<ネタバレあります>

ギレルモ・デル・トロ原案ですよ。きっと、どこか可愛い異形の者と子どもたちの物語だ。

遊園地のお化け屋敷みたいな映画でした。ハロウィンの夜に、中学生くらいの子たちが古いお屋敷に探検に出かけて、ひとりでに物語がどんどん書かれていく怖い本を見つけます。その物語のとおりに、一人、また一人と、仲間が姿を消していく…。

デル・トロが関わっている作品は、愛やまっすぐな心によって傷ついた魂が浄化されるお話なのだ。見終わったときの自分が正しい人間だと感じられて、ちゃんとお日様の下で健全でいられる感じ。

特別珍しいことが起こるわけじゃないけど、可哀そうなサラが成仏(仏教徒ではないけど、多分)できて何よりという気持ちになります。

ギレルモ・デル・トロ監督の手で、今後も悩める魂がどんどん昇天していってほしいです(?)。 

スケアリーストーリーズ 怖い本(字幕版)

スケアリーストーリーズ 怖い本(字幕版)

  • 発売日: 2020/06/03
  • メディア: Prime Video