まだARATAと呼ばれてた頃の井浦新と、18年前の窪塚洋介をはじめとする役者さんがみんな生き生きとしてます。マンガが原作だけど、旬の役者さんがたくさん出てて脚色がクドカンですから、舞台みたいな楽しみもあります。卓球ブームっていつからだっけ…。イトコが卓球用品会社に勤めていたので流行は気にしてたと思うけど、彼が勤め始めた頃はまだ決してブームではなかったはず。福原愛が注目され始めたのは、今や二児の母の彼女が4歳の頃、2000年より前だから、原作のマンガもこの映画も、ブームを作ったというより便乗したものだったのかな。
クドカンの関わった作品って、「感動した!一生胸に残る!」っていうのとは方向性が違うけど、「あー楽しかった!」というのも非常に大事。一生このまま、楽しくて涙が出るような作品を作り続けてほしいです。