映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

鈴木雅之 監督「マスカレード・ホテル」2709本目

図書館にときどき「ご自由にお持ちください」という放出本が置いてありますが、先日そのコーナーでこの前日慱「マスカレード・イブ」をもらって帰って読んだらわりと面白かったので、映画も見てみたくなりました。

そのとき、主役の新田刑事はキムタクっぽいけど年齢設定に無理があると書きましたが、東野圭吾はなんと、新田にキムタクをイメージしてこの小説を書いたとのこと。ただし設定は30代らしい。キムタク今47歳ですから、一回り若い頃の彼をイメージして読むのが正解でしたね。

完全犯罪をもくろむ人の考えは、(悪い)マーケターと似てる。人の心理の隙をつき、油断させてから斬る。私も、もうちょっと賢くやっていかないと、いつまでたっても賢い人たちにうまいこと転がされるばっかりかもなぁ~… 

マスカレード・ホテル

マスカレード・ホテル

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