舞踏家の大野一雄が1993年に横浜赤レンガ倉庫で行ったパフォーマンス。
彼の動きを見てると、「目的をもって筋肉を動かす」動きとまったく違うのに驚きます。何物かに動かされているような、内なるものに操られているような。なんという饒舌でやわらかい筋肉。このとき脅威の87歳。
俳優が「演技する」というのとも違うけど似てるところもある。わざとだと感じない自然な感情の演技には似てる。
さすがにこの作品は「全盛期」ではないけど美しい、面白い、作品でした。もうちょっといろんな映像を見てみたいんだけどね~。