ディートリッヒ様とスタンバーグ監督の最後の作品だそうです。この作品のディートリッヒ様はやっぱり大人気の悪女役なのですが、なんか可愛らしくてあまり悪女じゃありません。(いつもそうだけど)何本も何本も同じようなキャラクターを演じて、だいたいずっとそういう役柄を求められてきたんだろうな。それにしても、彼女の役にいつも全然反感を感じないのはなぜだろう?同じ女性として嫉妬とか反感とか感じそうなものだけど、ない。やっぱり彼女は大衆の求めるものを求めるだけ出して見せてるからかなー。
この映画は彼女を巡る銃での決闘が中心というかクライマックスですね。最後に彼女は誰と汽車に乗るのか?乗らないのか?
十分面白いけど、テーマが毎回同じすぎて、ちょっともういいかな~。でもね、この映画の彼女はすごく可愛くて良かったです。