ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品。私にとっては「メッセージ」の監督、だな。「複製された男」も変で面白かった。この映画はカナダで作られたフランス語作品。名前から見ても、フランス語圏の人なんだな。この監督の作品はどれも好き。
この作品は、「始まったらすぐ終わった」というくらい、短く感じました。被害者の名前を一人ひとりあげて追悼してからエンドロールが終わるまでだけ、やたら長く感じられて。
この監督は、かなしみを脚色しようとしないでそのままの形で見せるのがすごくうまい。こんな事件、簡単に決着をつけられるわけないもんね。