この監督はコーエン兄弟が好きだな?この映画は「ファーゴ」のパロディみたいなもんだな?で、死んだ男の名前は、私には言えませんがそういう意味だったんだな?馬の?
つまりこの映画は大声で笑うことを意図して作られたものですね。おそらく、最高にみっともない死に方って何だろう?という想像から始まったのかな。その発想、嫌いじゃないです。
でもどうしてファーゴほど強烈に響くほど可笑しくないんだろう?多分細部なんだろうな。財布にこだわる子どもはなかなか可笑しいけど、インド系のしつこい女の子はちっとも可笑しくないし、女性警官二人のうち年配のアル中警官はなんで途中から黒い眼鏡で杖をつくようになったんだっけ?
ファーゴの「面白い顔の男にナンパされたの」って話すゆるーい女の子たちが、何でもかんでも「イェーイ」で答えるのとか、女性警官が妊婦だったりするのも、いちいち可笑しかったんだよな。笑いは細部に宿るのである。多分。
死因は…やっぱり…名が事件を表してるんじゃないですかね…。でもジークも妻と結婚する前から”付き合ってた”のに、今までずっと無事だったってのは何なんでしょうねー。
バンドの練習を何年もやってるにしては、あまりにド下手なのを聞いて、怪しいって気づいてもよかったな。