中国映画らしい、監督はデンマーク生まれだけど。主役の、中国に不時着した米兵を演じてるのは「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュなんだ。わからなかった。
冒頭から日本を空爆するアメリカ軍のが飛び交ってて、ドキッとする。それと、一人を救うために多くの人たちが犠牲になるっていうのは、やるせない。「1917」でも「プライベート・ライアン」でも。
しかしこの映画は、反戦映画なのかな。日本軍は悪いし嫌なやつらだけど、インズに言い寄る上官もまあまあ(途中までは)礼儀正しいし、途中退散する中国軍は悪くはないけどちょっと卑怯だし…なんとなく、ぼんやりとした感覚が残ります。
ジャックが晩年に、インズの娘に手紙を書いたとしても、まるで守られるべきはアメリカ人で中国が犠牲を払うのは避けられなかった(そして日本は鬼畜)っていう、デンマーク生まれの監督にしてどうしてアメリカを上位に置く?
それにしても、未亡人インズを演じたリウ・イーフェイは清純で美しかったなぁ。