ハビエル・バルデムかと思ったらジェフリー・ディーン・モーガン。
この映画、なんかあんまり怖くないですね。サム・ライミのプロデュースなのに。どこか清潔感と、きちんとした感じがある。本質的な”怖さ”って、本来こうだろうと期待しているものの状態が「崩れて」るとか「乱れて」いて、常識では元に戻しようがなく、それが「周囲を侵食していく」感じがある。この映画の悪魔は「女の子の中」と「彼女が嫌っている人」と行動範囲が決まっているので、それ以外の人たちは安心していられるんだよな。
悪魔につかれたエミリーを演じたナターシャ・ハリスちゃん、よくがんばりました!