この映画もう7年くらい探してました。U-Nextに入ってたのでやっと見ます。
「ヒズ・ガール・フライデー」はDVD買って持ってるんだけど、同じ原作だと?…チェックしてみたら、ほぼ同じストーリーだ。でもあっちはヒルディ役が美女だ!ハワード・ホークスが監督で、わずか97分間の作品なので「しゃべくり映画」と言いたいくらいのマシンガントークだった(と私が感想に書いている)。こっちはムサいブンヤのおっさん達の世界なので、華というものがない。出てくる女性はお掃除のお婆さんと死刑囚の情婦。
愛はあるけど二の次で、ハードボイルド風味も加えて、ロッカールームみたいな男の世界。禁酒法時代っぽさもちょっと「いかにも」という感じ。せっかくのスーザン・サランドンは無声映画のヒロインみたいに個性に乏しい。
「ヒズ・ガール・フライデー」のほうを先に見てしまったからかな、待ちに待った名作という感動はあんまりありませんでした。「ヒズ・ガール・フライデー」もU-Nextに入ってるので、もう一度見てみようかな。(DVDを棚から探してくるより早い、、)