「フロント・ページ」が意外といまいちだったので、同じ原作の古いほうの映画を見なおしてみます。(原作は戯曲で、ヒルディは男)
ヒルディを演じてるロザリンド・ラッセル、綺麗でカッコよくて素敵。その上司を演じてるケーリー・グラントと並ぶと、うっとりするような美男美女です。覚える台詞の量、すごいな~~。長回しだし。
「フロント・ページ」とはまるで違うなぁ、ジャック・レモン&ウォルター・マッソーに対してロザリンド・ラッセル&ケーリー・グラントだもん。こっちはマリリン・モンローが出るようなロマンチック・コメディの世界、あっちは西部劇に近い。こっちはやり手の美男美女の破綻したロマンス、というところから始まるので、見どころというか面白みがまったく違います。上司が結婚の邪魔をするのは、仕事上のことだけではなく、彼女に対する未練と嫉妬と考えれば説得力も増します。上司がワナにかけようとするのは、彼女ではなくそのフィアンセ。
しかし!最初から最後までまくしたてられて、疲れた~~
休み休み見たほうがいいかも、若くない人は。