映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジャン・リュック・ゴダール監督「勝手にしやがれ」2943本目

英語のタイトル「Breathless」はフランス語の直訳なのね?

前に見たときは感想を書かなかったみたいだけど、ジーン・セバーグが「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン!」って言いながら新聞を売り歩いてたのがカッコよくてキュートで、もうそこだけ一生忘れられません。ジャン・ポール・ベルモントも、ひどい男なんだけどあまりにカッコイイからしょうがない。

でもそのときはまだ、ゴダールがめんどくさい男だという認識がなく、なんかマカロンとかスフレみたいにコジャレたおフランスの映画だぜ、くらいに思ってたので、 今見ると男のめんどくささも、振り回される女も、あまり真剣に見られず「勝手にやってろよ(いつものように)」みたいな気持ちになってしまうのでした。

…もしかして、見ないほうがよかったかな…映画のイメージとしては…。

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