「コングレス未来学会議」に続いて、ロビン・ライトのデビュー作を見てみる。
つまらないロマンチック・コメディかなぁと思って見始めたら、なんかちょっと変だ。この年代にしては年を取りすぎているピーター・フォーク(老けメイク)がお祖父さん役。彼が読んで聞かせるおとぎ話の中の美しい少女がロビン・ライト。「恋におちたシェイクスピア」のときのグウィネス・パルトロウみたいに初々しくて透明です。相手役の少年ケアリー・エルウィスも美しい。でも…この映画は、何もかもが作り物っぽくて、モンティ・パイソンのアメリカ版みたいだな。あるいは「LIFE」みたいなコメディ番組の中の場面みたい。読み聞かせられる子どもの気持ちで見ると、懐かしいようなストーリーでありながら突っ込みどころ満載。日本でいえば「日本むかしばなし」のちょっと変なお話みたいで、この作品を子どもの頃に見たらキャッキャ喜んで、大人になってからもまた見たくなる、って感じかなー。
えっ音楽はマーク・ノップラー(ダイアー・ストレイツの。すぐ変換できないくらい昔のバンドだけど)。