割と面白かったよ。
「虐殺器官」のほうは、原作を読んでたからか、文章よりわかりにくいような気がした部分が気になったけど、こっちは0から映像で見られたのでよかったかも。
トァン、ミァハ、キアンという3人の女子たちがなかなか魅力的。(私の耳にはトワ、ミヤハ、キアと聞こえる)また、「虐殺器官」の殺人兵器について読んだ後なので、この作品でいう”自殺装置”の設定もすっと頭に入ってくる。少女たちが語る海外文学のうんちくも、小説と同様、イヤミに聞こえない。
ミァハの声が「綾波」っぽくて、この子もしかしたらアンドロイド、など思ってしまうけど、紛争地域生まれで苦労した女の子だった。
わかりやすくした分、もしかしたら深く入り込む要素が少なくなったかもしれない、なんとなくアッサリ終わっちゃった気もしたけど、これはこれで良しとします。