映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

メル・スチュアート監督「夢のチョコレート工場」3015本目

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」を思い出しながら、1971年のこの作品も見てみました。

内容はほぼ同一。この映画もそうとうブラック。原作にかなり忠実なんだろうな、なにしろ1971年版は原作者ロアルド・ダール本人が脚色もしてますから!

アメリカ映画らしいけど、なんかすごくイギリスっぽい映画です。 チャーリー以外の悪ガキたちの物おじしない悪っぷりが清々しい(笑)。カラフルだしインチキっぽいし、子どもにはみんな、こういう変な映画を見て育ってほしい。(反面教師で常識派に育つに違いない)