映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アルバート・マグノーリ監督「プリンス パープル・レイン」 3021本目

これ実は見てなかったんだ。VODは音楽ものの作品が多くてありがたい。当時プリンスの良さはあまりわからなかったけど、あれほど世界を沸かせて、ふっと消えるようにいなくなってしまったアーティストのことは知りたいです。

王子様のような服装、やけにきれいな肌、鼻の下のヒゲ、大きく盛り上げた髪型、黒く縁取った丸い目。どれも、私だったら選ばない風貌で、生理的に難しい感じだったんだよな。でもこの作品の中では、たまにしゃべると意外と素直な感じだし、もしかしたら身近にいたら魅力的だと思ったかもしれない。

アポロニアさんキレイだなぁ。この作品に出てくる男はみんなギラついていて、女はみんな胸を半分もうはだけてる。ストーリーはMVにおまけでついてるストーリーみたいだけど、楽曲は本物だし、プリンスの演技が多少なりとも見られてとても興味深かったです。