映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

堤幸彦監督「十二人の死にたい子どもたち」3089本目

こういうミステリーもつい見ちゃうんだよな。ちゃちっぽいかな、と見る前は思ったけど、そうでもなかった。キャストの若い12人がなかなかの熱演です。

うまいとは思ってたけど、「おちょやん」で天使の人柄の女優を演じた杉咲花が悪魔のような少女を演じ、いつも天真爛漫な橋本環奈が心に闇を抱えたアイドル。黒島結菜は真面目でイヤミな少女。ロリータの古川琴音もいい演技。ギャルを演じてる吉川愛は神が黒いとどんな役でもできそうな子だ。事故で腕が動かなくなった少女を演じた竹内愛紗は今年すでに引退している…。

男性陣の区別があまりつかないんだけど…(いっしょうけんめい調べた)重い病気で闘病中の少年が新田真剣佑。冷静沈着な主催者のサトシは仮面ライダー出身の高杉真宙、金髪のちょい悪少年が坂東龍汰。途中で階段から突き落とされるノブオを演じたのが、「アンダードッグ」ですごい個性的な演技をしてた北村匠海か。洞察力の鋭い吃音の少年が萩原利久、いじめられてきたと言ってるけどわりと明るくて営業都下に向きそうな感じなのが渕野右登、か。

うん。みんな良い。お世辞でなく、若手俳優のショーケースとして十分楽しみました。