映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ミカエル・サロモン 監督「フラッド」3101本目

なんでこんな大雨が降って、なんでこれほどの洪水なのか?という話は全然わからないけど、なぜか強盗犯が洪水の中を逃げていて、その洪水がすごくリアルなのはわかりました。

プールの中にセット組んだんだろうか?川の中でロケしたんだろうか?と思うくらい、本当のような洪水。この映画を撮った1990年代には今ほどの頻度では発生しなかった、今の私たちは実際を知っている通りの洪水が映像化されていて、しかもそれがエンタメ化されてるのがすごいなぁと感じます。日本もだけど、アメリカにもリアルすぎて見るのがツライ人がけっこういるのでは?

ストーリーは流して見てしまったけど、なにかこれほどの映像が撮れるなら、内容のほうももっと…いや、災害で苦しむ人が出てこなくて、犯罪者と追う人だけなので、まだ気楽に見られたのかも。その辺ちょっと微妙な気持ち。。 

フラッド (字幕版)

フラッド (字幕版)

  • モーガン・フリーマン
Amazon