ここ数年ホラー映画が見られるようになってきたので、これも見てみます。
これは怖いなぁ。なんでかというと、変幻自在で、子どもたちの特質、それぞれの想像力に合わせて、その子が一番怖がるものをもってきて、一番嫌な形で脅かすから。
この悪は人間的だ。人の弱みに付け込むけど、悪自身にも弱点がある。子どもたちの団結が何より苦手。力を合わせれば、子どもだけでも倒せる。子子どもたちvs「イット」の対決は、若干平凡でヨゴレたハリポタみたいで、ちょっといい話っぽい。
スティーヴン・キングの作品はいくら怖くても、いくら悪に底がなくても、根っこに人間愛とか信頼とかを感じるので、後味最悪ではない。それにしても、この人はいったいどういう情緒を経験しながら育ったんだろう。
ずいぶん(27年も)先の続編を予告しながら終わるのね…ちゃんと順番に見てよかった。次いきます。
(ピエロくんのダンスが可愛くて笑ってしまった…。)