なんとなくタイトルを覚えていた映画だけど、たまたま借りて読んだ山田詠美の小説の中でこの作品の中のセリフを引用してたのを見て、Amazonプライムで見つけて見てみました。イタリア映画だけど言語は英語。
最初、なんか美しいけどよく意味がわからない…と思ったけど、実際に存在したキリスト教の聖人の伝記だから、(ある程度現実味をもたせているとはいえ)象徴的な出来事をつないだ美しいおとぎ話のような体裁なわけですね。
ジュディ・ボウカー、なんて可愛いんでしょう。教会の腐敗というのは、どの宗派であっても、どの宗教であっても、世界のあちこちで起こっていることだと思います。でもそれ追及するのはすごく勇気が要る。フランチェスコの曇りのない明るい瞳、彼らに向かって自分を恥じるローマ法王アレック・ギネスの高潔な姿を見て、いいお話ってあるんだなぁとほっとしました。フランダースの犬的?