映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ゴア・ヴァービンスキー 監督「ザ・リング」3157本目

もう19年も前の作品らしい。ナオミ・ワッツが好きなので、今さらながら見てみます。(日本のオリジナル版はだいぶ前に見た、たぶん)

時間を空けてよかった。呪いのビデオは、今見ると(ナオミ・ワッツが出てるからかもしれないけど)デヴィッド・リンチのアート作品みたいに気持ち悪くてどこか美しい。馬、牧場、若くてきれいなナオミ・ワッツと、なんだか初めて見るデビッド・リンチのミステリアスな映画を見てるみたいで悪くないです。その後のビックリ箱かお化け屋敷みたいな、やたら刺激的な映画よりは見てて落ち着きます。今見るとだけど、ギレルモ・デル・トロがプロデュースした新人メキシコ映画作家の作品みたい。

ストーリーは知ってるけど、最後の最後まで意外と楽しめましたよ。

ザ・リング(字幕版)

ザ・リング(字幕版)

  • ナオミ・ワッツ
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