映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

本多猪四郎 監督「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」3184本目

「白い帽子の女」に続いて、ブラピつながり(!?)で見てみます。(彼が小さい頃に見て衝撃を受けたとWikipediaに書いてあった)

感想は、この時代、子供向けパニック映画みたいな、怪獣やばけものと人間、あるいはそういったもの同士が戦う映画が数限りなく作られた中で、作りは他と同様だけど「ばけもの」が分離独立して巨大化したフランケンシュタインだという点がユニークでした。決してつまらなくはない。面白いけど、バリエーションが必要だと人はこんなものまで作るのか、という点でとっても興味深い作品でした。

通常サイズのフランケンシュタインは、素直なゴリラの子供みたいで可愛かったです。(人間から作ったはずのものが、なぜこんなに毛深くなるのかは、ちょっとナゾ)