映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アーロン・ソーキン 監督「モリーズ・ゲーム」3210本目

ジェシカ・チャスティンの出てる映画も、面白いものが多いなぁ。監督ノアーロン・ソーキンは「ソーシャル・ネットワーク」だの「マネーボール」、「ソーシャル・ネットワーク」の脚本を書き「シカゴ7裁判」は脚本+監督をした人だ。つまらないわけはない。最初から、たたみかけるようなジェシカ・チャスティンのナレーションがリズミカルで、あっという間に引き込まれていきます。

実話を模した面白い脚本家と思ったら、本当に実話なんだ。大胆な人がいるんだなぁ。お金を手にした途端、こんなカジノに通う人も相当の中毒者じゃないかと思うけど…。ネットに日本語字幕つきの本人のインタビュー映像が載っていて、ジェシカと見た目は違うけど、まさに実業家タイプのエリートという雰囲気でした。

モリーをオリンピックに出場させようと鍛え続けた頑迷な父をケビン・コスナーが演じてて、すごく良いですね。頑迷にふるまってきたけど彼なりに娘を愛してる、ということを娘に伝えにくる場面。

やっぱり、ジェシカ・チャスティンが出ている映画は面白い、というジンクス?は今回も真実となったのでした。

モリーズ・ゲーム(字幕版)

モリーズ・ゲーム(字幕版)

  • ジェシカ・チャステイン
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