映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロバート・タウン監督「テキーラ・サンライズ」3235本目

小じゃれたトロピカル・カクテル片手に浜辺で、トサカを高く立てた女子とごっつい野郎どもがからむようなタイトル(原題同じ)。まるで1980年代の日本のトレンディ・ドラマみたいな世界だ。メル・ギブソン若い。ミシェル・ファイファーすごくきれい。カート・ラッセル…(けっこう見てるしアクのある俳優なのに、なんで私は印象残らないんだろう)

そして、多分私はラウル・ジュリアが好きなので彼を見るためにこのDVDを「見たいリスト」に入れたんだと思う。この映画の彼、よかったー。コカインの裏取引に関わっていても、熱い友情を忘れない大きな男、という役。もみあううちにやられてしまうけど、最後までいい男だったよ。

というのが見られただけで満足でした。