イザベル・ユペール…監督きっと好きなんだなぁ。冒頭に、ローカルで地道な韓国映画に出てくるような、ハングル丸文字でカラフルに書かれたペンションの看板。そこにどうやってユペール女史をはめるのか。
韓国の女性脚本家が、韓国にやってきたフランス人女性をモチーフにした脚本を3種類書いてみる。それを全部映像にしてみた。ユペール女史はいつもの彼女だけど、韓国のどこかの町に行ったらこうだろうな、という自然ないでたち。何かのきっかけで韓国の男性とお付き合いした、と言われても驚かない。
それぞれのエピソードに驚きや新鮮味があるわけじゃない割に、たてつけが実験的だけど、なんとなくまぁこれでいいのかな、と納得してしまいました。そんな映画。