映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

本木克英監督「映画 少年たち」 3324本目

最近、仕事でジャニーズ関連の調べものをすることが多くて、今のジャニーズ(※嵐より後、くらいのざっくりした感じ)どうなってるんだろうと思って見てみることにしました。私が知ってるのは「レンタルなんもしない人」に出てたNEWSの増田貴久、「カムカムエブリバディ」で安子の夫をやったSixTONESの松村北斗、「おかえりモネ」で「りょーちん」をやったKing & Princeの永瀬康くらいだ。あ、NEWSの加藤シゲアキの本も読んだ。ABC-Zの河合郁人がフットボールアワーの後藤ではないことも知っている。

アイドルでも俳優でも一般人でも、一生懸命働いてるのをずっと見てると好感度が上がってくるのだ。(昔そういう流れで2PMのDVDまで買ってしまったことを忘れてはいない)

ロマンチックで可愛い、学校もののアイドル映画か何かかと思ってたので、冒頭いきなりびっくり。北海道観光で行った網走刑務所によく似てる。でも網走じゃなかった。奈良によく似た刑務所があったんですね。いくら何でも網走でジャニーズはないか(笑)というわけで、不良少年たちのミュージカルなんですね。最近の男性アイドルは(LDH系の影響か)筋肉質でタフなタイプが増えてるかもしれない。(にしては、中の子たちは弱音ばかり吐いててヤワで、あーやっぱりジャニーズ、となぜかホッとした)

しかしこの映画はSiXTONESとSnow Manのメンバーが中心なんだな。知ってる人少ない~ なのでそれぞれのキャラクター付けもよくわからないまま話は進みます。ときどき挿入される回想ドラマはわりとちゃんと作ってあって、この感じでミュージカルでない映画にしてくれたら、非ファンにも楽しめたんじゃないかと思う。

松村北斗がもともと賢い優等生キャラだったということは、よくわかったわ。