映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ガース・ジェニングス 監督「銀河ヒッチハイク・ガイド」3390本目

この原作を読んでたら、映画化されてたことを知ったので、見てみました。マーティン・フリーマンやサム・ロックウェル。ビル・ナイ、マルコビッチ、豪華キャストじゃないですか。アマプラになぜか吹き替え版だけありました。やけに複雑なストーリーなのでその方が良いかも。

冒頭で、この本のキモである「地球で最も賢いほうから2番目がイルカ、人間は3番目」という事実(この本の世界での)が明かされます。そして最終真理の数字も前半でさらっと提示。

素敵な女性は「(500)日のサマー」のズーイー・デシャネル。イメージ通り。一方、重い鬱病のロボットマーヴィンは、C-3POみたいなヒト型をイメージしてたので、ずいぶん可愛いなぁと思いました。(すぐ慣れた)あと、ネズミが逃亡以降ずっと活動してるのが観客にも見えている。複雑な設定なので、それくらいで良いのかもしれません。

本を読んだ後で映画を見てやっとなんとなく全体がわかったかな。わからなくても荒唐無稽で楽しいんだけど、どういう映画だか私には説明できないので、勧めていいかどうかはちょっとわからないのでした。