映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

深作欣二 監督「復活の日」3398本目

小松左京だしパンデミック関連だし、いつか見たいと思っていたらこれもU-NEXTに入ってたので見ました。

草刈正雄、まだ演技かたいな。見たことのあるハリウッド俳優たくさん出てるけど、ものっすご日本映画だな。南極ロケとマチュピチュロケ、すごすぎるな!

すごく豪華でお金のかかってる、テレビの単発ドラマのような映画でした。私たちはもうパンデミックを知ってしまっているので、「コンテイジョン」や「ブラインドネス」のようなリアリティ重視のドラマでも突っ込みを入れたくなってしまう。いわんや「復活の日」をや。スタッフも俳優も誰もパンデミックを知らなかった平和の中で作られたパニック映画だったんだな、とイノセントな時代を懐かしんでしまいます。

それにしても、南極ってツアーでも一人200万円ですよ。とにかくこのときの角川の財力に驚嘆しました。

復活の日

復活の日

  • 草刈正雄
Amazon