映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

デイビッド・イェーツ 監督「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」3479本目

<ネタバレあります>

以前出かけたとき、行きのJALの機内で途中まで見て、帰りに続きを見ようとしたら映画システムのない機材だった。後日ANAで映画が見られる機材だったのにこの映画は載ってなかった・・・。やっとVODで見られて嬉しい。

ジュード・ロウと相対するマッツ・ミケルセンがまた違うタイプのクールな存在感で、緊張感を高めます。BLと考えるとジョニー・デップよりこの組み合わせのほうがゾクっときます。(すみません、なんか俗っぽくて)

キリン?チリン?(むしろバンビの仲間に見える)と、唯一のマグルであるジェイコブの純真さがこの作品の中心線で、邪悪の親玉グリンデルワルドが一応は滅びるんだけど、最後の結婚パーティは何を意味するのか。ジェイコブとクイニ-が結ばれてできた子どもがまた結婚して、その子どもあたりがハリー・ポッター、という流れになったりしたら面白いのに・・・と思ったけど、ハリーの来歴を見るとちょっと無理筋かなぁ。

それにしても良い、エディ・レッドメイン。これほどフレッシュな、まるで新人のような演技を長年続けられるなんて、いったい彼の普段の姿はどんな人なんだろう。

私はハリポタシリーズもファンビシリーズも楽しく見てるんだけど、戦闘シーンはハリポタのほうが、子どもたちが戦ってるのがいたいけで、なんだか心配になってしまって、見入ってしまうんですよ。その分、今回も一部、集中力が散漫になったところがありました。

でも続きが楽しみです。