映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ドミニク・セナ 監督「ソードフィッシュ」3481本目

21年も前の作品か。みんな見た目変わらないなぁ。

昔の007シリーズを2本見たばかりだからか、音楽がそれっぽいからか、イメージと違ってスパイ映画のような感じを受ける。それから、ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリーは既にあるイメージに沿った役柄なのか、それともあえて裏切ってるのか、と考えながら見始める。・・・やっぱり、ジョン・トラボルタが知能犯の首領には見えないし、ヒュー・ジャックマンもハッカーというより用心棒に見える。

それにつけても、爆破とか車が突っ込む場面は迫力がありますね。無計画にためらいなく破壊する感じで。

どんでん返しが続くといえば続くけど、ホットケーキを何度も裏返しているみたいな軽さで、恨みつらみとか積年の思いとかはないし、くるくる回って面白いなと思っていたら終わる、という感じだったなぁ・・・。

ソードフィッシュ (字幕版)

ソードフィッシュ (字幕版)

  • ジョン・トラボルタ
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