映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ミカエル・ハフストローム 監督「1408号室」3590本目

久々に「ビッグ・イシュー」売り場に立ち寄ったらスティーヴン・キングのインタビューが載っている号があったので買ってしまい、どんどん見たくなってしまいました。

この作品では、呪われたホテルの一室に取材に行ったジョン・キューザック演じる”超常現象ライター”が、の普通っぽさがいいです。幽霊なんて存在しないとうそぶいているけど、それほど豪胆に見えないところがいい。(案の定、途中から腰砕けになる)

呪われた部屋は、規模は「シャイニング」のホテル一棟よりちっちゃいはずなのに、広がりもあって、最後まで飽きません。

でも彼、最後ほんとうにホテルを出られたのかなぁ?デジャヴ感があって、同じ夢を繰り返し見続けてるんじゃないかと思ったりして・・・。

1408号室 (字幕版)

1408号室 (字幕版)

  • ジョン・キューザック
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